自衛隊で行われる訓練｜自衛隊婚活パーティー

自衛隊では入隊式から前期教育と呼ばれ、陸上・海上・航空自衛官関係なく全ての方が受ける教育の事を言います。入隊してから3か月を前期教育、その後3か月を後期教育に分けています。

前期教育では一日のスケージュールが全て決められており、時間毎に違います。敬礼から始まり集団での生活に慣れる事やベッドメイクからアイロン掛け等の基礎訓練。使用する小銃分解結合、厳しい現場を想定して戦闘訓練と短い期間で自衛官を育成していきます。

中でも入隊してからの前期教育は以前との生活では想像出来ないような厳しい訓練が待ち受けているので心身共に強くなる気持ちが必要なのです。また前期教育の際に、適性検査が行われ希望職種を聞かれ向いていると考えられる職種の部隊に配属されます。

後期教育に入ると厳しい訓練とは変わり、配属された部門の専門的な技術を学ぶ訓練に入ります。

厳しいとされる自衛隊の訓練内容を少しだけご紹介します。

通称「カンメシ」と呼ばれる缶詰型の戦闘糧食儀拭▲譽肇襯畔饒されている物が戦闘糧食況拭どちらも基本は非常食として保管されており、災害時や駐屯地内での基本食が提供されない場合に支給されています。
そして訓練時や演習時に儀伸況燭寮鐺糧食が無くなってしまった場合を想定して、支給されるのがトレーニングレーションと呼ばれる物です。パック毎に食料が違い、湯煎するだけで食べられるので非常に重宝され、また美味しさも改善されており人気の一つです。
トレーニングレーションは世界各国で開発が進んでおり、各国によって味の違いや中身の違いが出ています。中でもフランスのトレーニングレーションは美味しいと評価されているそうです。

度々メディアで取り上げられる共同訓練というもの、一体どの様な訓練をしているのか気になります。共同訓練とは他国と連携して訓練を行う事であり、災害時や被災時を想定しての救出作戦や新型機の技術の向上を主としています。
航空自衛隊の同盟国である日米共同訓練は毎年行われ戦闘を想定した訓練を実施。海上自衛隊では他国と水上射撃やテロ対策を想定し護衛を強化する事を考えています。共同訓練は訓練をするだけではなく、他国と交流する事でお互いの文化や戦力を深めようと考えています。

現在新入社員研修で自衛隊に体験入隊する会社が増えています。入社してからの集団での行動や規律を守ってもらう為、自衛隊に体験入隊する事で気持ちが引き締まり自衛隊の活動も一般市民の方に知ってもらえる機会が増える事もプラスとなっています。入隊期間は2泊3日、起床は朝6時と早く様々な訓練を受け就寝は11時と規則正しい生活が過ごせるのです。
しかし体験入隊と言っても、自衛隊員と変わらず接せられます。ベッドメイキングや声出しがなっていない場合は厳しい言葉が掛けられます。落ち込む事や辛い事もありますが、時間が経てば自分の為に言ってくれたのだと考えられるでしょう。